サバイバル大阪遠征
まずこの遠征記を書くにあたって
サバイバルを共に過ごしてくれた
2人の戦士に感謝を込めて......セクシーサンキュー
時に、数年前まだコロナのコの字も無かった時に遡ります。
ふと仲良しのジャニオタたちと飲んでいた時にノリで学生最後に3人で遠征しようよ！というところからこのサバイバル大阪遠征は始まります。
今思うと結構、気合い入ってたなあと思うことが
遠征の日程がなかなか痺れており、年度末3月30日ということでした（笑）大学4年生だった私は3月31日に帰ってきて（厨二なのでその日に黒染めしてネイル落とした）4月1日から入社式ってなかなか尖っていたなと（そんなことはないかもしれないけど）
そんな前置きはさておき、
1.スコッチエッグとの闘い
2.ananとの闘い
3.宿との闘い
4.湯との闘い
5.いつまでもいつまでも闘い
の5本立てでお送りしていきます。
1.スコッチエッグとの闘い
時は過ぎて3月29日、
旅立ちの前日から始まります。
この旅のメインイベントは、大阪城ホールで行われる、セクシーゾーンのライブでしたが
何とこの時期は映画少年たちの実演もやっている時期でした（本当懐かしい.....）
嬉しいことにこの実演が当たり、映画と実演を東京で見てから風呂を浴びて夜行バスに乗り大阪へ向かうという計画でした。
ちなみに、映画少年たちは涙あり友情ありの青春脱獄ミュージカル（どんなジャンル）でとっても面白いのでぜひ見てみてください。
この時の実演は映画をみた後（もしくは前）シークレットで（いわゆるガチャで）出演者が出てくるというものでした（ちなみにほとんど出てない人も出てくる）そして踊って歌ってくれるので楽しいです。粗雑
そんなこんなで、仕事終わりの先に社会人になった仲間1と同じ大学の仲間2（ちなみに当時私達はめちゃくちゃ金が無かったので実演始まるまで公園で将来の結婚式のセトリとかを考えてた）と実演を丸の内ピカデリーで見終えて夜ご飯を食べることになりました。
夜行バスまで時間あるので、適当に映画館近くでご飯を食べることになったんだけども
みんなスコッチエッグって知ってる？
ハンバーグの中にゆで卵が収められた強欲な食べ物。
これについてなんでスコッチていうのか、どういう製法で作られたのか話すと共に、ずっごい制作に時間がかかるらしいスコッチエッグを待ってたらそりゃあ時間取られて9時半くらいになっちゃったんですよね........
まあ、美味しいんだけど悔しかったからスコッチの意味はググらなかった
2.ananとの闘い
ご飯を食べて急いで、シャワーを浴びに皇居ランナー御用達の店に向かう道中に出会ってしまったの........ananに.....
当時まだジュニアだったSixTONESがananに載ってて結構大騒ぎだった気がするけど（一緒にいた仲間2人がスト担だった）
なぜかよくわからん建物の中に鎖に繋がれた（ライクアジャンゴォォ）野生のananがご自由にお読みください状態で飾られてたもんだから
ジャングル仲間が興奮して興奮して...
さあみなさん予想通り、ここで時間を使い果たし
シャワールームに着く頃には店は閉店してしまいました。
なかなか痺れる展開の中、やっぱり夜行バスの前にはシャワーを浴びたくてたまらないのでシャワールームや夜行バス用ラウンジを回りましたがどこも空いてなく、泣く泣くトイレで化粧を落として夜行バスで大阪へ向かいました.....
でも私、野生のananを読んだことは後悔してない
3.宿との闘い
さて大阪につきまして多分この旅いちばん天国、24時間やってるカプセルスパみたいなのに行きました。（あそこ最高なので夜行バス使う人は是非！どこかは全く覚えてないんだけど）
そして、メインのライブを目一杯楽しみました。
本当に楽しかった.......
頼もしい仲間とみるイケメンってこんなに最高なんだなと噛み締めると共に、菊池風磨先輩に「できんじゃん」と褒められる喜びは計り知れなかったです（ライブで声出すとこうやって毎回褒めてくれる）
程なくして宿（ホテルとは意地でも絶対に言わない）に到着したのですが、ここからが本当の闘いの始まりでした。
当時お金がなかったので、ただただ安いとい単純な理由で西成の方の宿を選びました（大阪出身の人に言ったらよく女3人で泊まったねと言われた）無知って恐ろしい
畳の部屋、3人とも川の字で敷布団、風呂トイレ共有を修学旅行みたいじゃん！というノリで予約したことを後々後悔しました（笑）
部屋には隙間風が吹き（部屋にあった座布団で塞いだ）普通の声で話していても隣の部屋から壁を叩かれるし、日本人は私達しか泊まっていませんでした。
ここは本当に日本か？
そんなところでも笑って「アリさん🐜の声〜」とか言ってキャッキャしてくれた仲間たちにマジで感謝
4.湯との闘い
ライブでたくさん汗をかいた私達はそれはそれはシャワーを浴びたくて、風呂に向かいました。
風呂は暗証番号を入力して入るタイプだったのですが、押しても押しても開かない。
すると後ろから中国人の方（多分ずっと泊まっている宿の主）が「バンゴウガチガウ」とだけ言って無表情で先に入っていきました。
受付で渡された番号って一体なんだったの？？
程なくしてシャワーを浴び始めたのですが、冷水しかでず、勇気を出して主に聞いたところ「今日は人が多いから出ない」と無愛想に言われたので私たちは滝行の様にしてシャワーを浴びました。
アジアのモーテルか？ここは？
そのあと、仲良く仲間と案外綺麗な浴槽に3人でつかり少しして私だけ出ることにしました。
身体を濯ぐためににシャワーを出すと、なぜか急に熱湯がでで「アッチーー」と全裸の私の声が風呂中に響き渡ったところで
一回も笑わなかった主がそこで大爆笑。
風呂に浸かっていた仲間も爆笑。
熱かった私は心の中でこの詩が浮かびました。
世界がひとつになるまで
ずっと手をつないでいよう
あたたかいほほえみでもうすぐ
夢がほんとうになるから
世界共通、仲良くなるのに言語なんか関係ないよね
そして無事風呂を入り終えました。
ただ、気に食わないなことが一つ.....
脱衣所に設置されていたドライヤーが最新機種のパナソニックだった.........なぜ？
風呂に金つかえよ！湯を出せ！
5.いつまでもいつまでも闘い
疲れ果てた私達は布団を敷き寝ることにしました。が、その前に歯磨きをしに共同のトイレに向かったのですがなぜかエレベーターが壊れており、非常階段で降りることに
ここは日本か？本当に
共同のトイレは雨漏りがしていて蛍光灯の電気がチカチカしており本当怖くて、宿のトイレを使ったのはこれきりでした。
（友達はElectric Shockみたいって笑ってたけど）
部屋に戻ると、社会人の仲間は疲れ果てて爆睡。
明後日から社会人になる私と仲間2は、泣きながら大人になりたくない！と胸を苦しくさせて
セクゾ のいつまでもいつまでもを歌いました。
下記歌詞抜粋
おとなになりたくない
いつか僕が僕じゃなくなりそうで
そのくせダダをこねた
“子ども扱いするな”と言って
何者にもなれない不安と
靴ずれが妙につらくて
明日なんか来ないでほしいよと
願った日もある
もう少し ほらあと少しで 一筋の光
夜は明けて 空は晴れる
探していた“どこか”はそうだよ
心開いた未来さ
まだキミが知らない自由や愛があるだから
ここへ おいで 涙ふいて
僕がキミの想い連れてくから
そう いつか見たユメとともに
いつまでもいつまでも
こんな社会人に向けての歌ってある！？
もしこのはてブロを読んでいるもうすぐ社会人がいたら是非いつまでいつまでもを聞いて欲しいです。（宣伝）
そのあと私達は冷蔵庫の上にあるから寝転がると見えないふざけた設置場所にあるテレビで
風になれを歌うキンプリを見ながら
大人になるということの責任と葛藤と少しの希望（いつまでもいつまでで得た）を胸に
眠りにつきました......めでたしめでたし
以上が私たちのサバイバル遠征記です。
そろそろこのはてブロも終わりに近づいたところで、私が得た教訓
・しっかりとした下準備と下調べを！！
・さもなければ、金を使え！！
・出なければいつまでもいつまでもを歌え！
の3点です。
皆さん心配しているかどうかはわかりませんが、
今でもこの仲間達とは旅行も遠征もしてたまにこのサバイバル遠征の話をして笑っているので安心してください（笑）
まさにいつまでもいつまでもの歌詞がぴったりな最高の仲間です！
未来の僕から一言
“ひとりじゃないことだけは忘れるな”
僕より僕のために泣いて
笑う、大事な仲間と出会うから
顔を上げて
そしてもし、勇気ある人がいるならば是非私と遠征をしましょう！！
刺激的な宿を予約しますよ！（笑）
以上！
